PALLET型紙のサイズについて

PALLETの型紙は全てオリジナル型紙になり、寸法設定など全ては独自で行っております。
そのため、既製品と同じサイズ表記でも異なったサイズ感になりますのでご注意下さい。
サイズ表記も60サイズから大人用までを展開するため、S,M,Lなどの表記は使っておらず
特にサイズに関する記載が無い場合はユニセックスとしてお考え下さい。
※詳しくは下記の「PALLET型紙のサイズ区分について」をご覧ください。

■サイズ表記とサイズ感の目安について(あくまで目安なので各商品の寸法を確認して下さい。)

  • 60~140:表記通りの身長をターゲットに設定しています。
  • 150:身長150cm前後ターゲット。レディースサイズとしてはXSサイズ程になります。
  • 155:身長155cm前後ターゲット。レディースサイズとしてはSサイズ程になります。
  • 160:身長160cm前後ターゲット。レディースサイズとしてはMサイズ程になります。
  • 165:身長165cm前後ターゲット。レディースサイズとしてはLサイズ程になります。
  • 170:身長170cm前後ターゲット。メンズサイズとしてはSサイズ程になります。
  • 175:身長175cm前後ターゲット。メンズサイズとしてはMサイズ程になります。
  • 180:身長180cm前後ターゲット。メンズサイズとしてはLサイズ程になります。
  • 185:身長185cm前後ターゲット。メンズサイズとしてはXLサイズ程になります。
  • 190:身長190cm前後ターゲット。メンズサイズとしては2XLサイズ程になります。
  • 195:身長195cm前後ターゲット。メンズサイズとしては3XLサイズ程になります。

PALLET型紙のサイズ区分について

PALLETの型紙にはサイズ区分を設けており、基本的は男女兼用としておりますが
ワンピースなど女性に特化したデザインもありますので、下記のサイズ区分をご参考下さい。

例)品番LT1215-BK→「BK」の箇所で、B(ベビー用)とK(キッズ用)の区分になります。

■サイズ区分について

  • B:ベビーの略で[ 60,70,80,90 ]サイズ区分になります(男女兼用)。
  • K:キッズの略で[ 100,110,120,130,(140) ]サイズ区分になります(男女兼用)。
  • G:ガールの略で[ 100,110,120,130,140 ]サイズ区分になります(女性用)。
  • J:ジュニアの略で[ 150,155,160,165 ]サイズ区分になります(男女兼用)。
  • W:ウーマンの略で[ 150,155,160,165,(170),(175) ]サイズ区分になります(女性用)。
  • M:メンズの略で[ 165,170,175,180,185,(190),(195) ]サイズ区分になります(男女兼用)。

()内は展開されてない品番もございますので、各商品のサイズスペックをご確認下さい。


間違いないサイズ選びについて

PALLETの型紙(デザイン)はトレンドを取り入れてる商品がいくつもあり

タイトなデザインからオーバーサイズなデザインなど様々なシルエットになります。

ご購入前にシルエットをイメージしやすいように、下記の方法をお試し下さい。

  • 着用者の方が私物で着られている服の寸法とPALLETの型紙寸法を比較する。
※型紙寸法は各商品ページに記載しております。

◇オールインワンの場合:総丈、身幅、袖丈もしくは裄丈を比較する

◇トップスの場合:着丈、身幅、袖丈もしくは裄丈を比較する

◇ボトムスの場合:ウエスト、ヒップ、股下を比較する

比較して頂ければ、その型紙の仕上がりのサイズ感はイメージできるかと思います。

下記は各アイテムの採寸方法です。


オールインワンの採寸方法:ロンパース、ワンピース、オーバーオール、つなぎなど

オールインワンの採寸方法の画像

※平らな場所で、シワを伸ばし平置きして下さい。

a)総丈:身頃のサイドネック(SNP)から裾までが総丈になります。

b)身幅:右袖底から左袖底までが身幅になります。※平置きにして身頃にシワが寄ってない状態で測ります。

c)袖丈:肩先(SP)から袖口までが袖丈になります。長袖の場合も袖口先まで同じ計測方法になります。

d)裄丈:首開きの中心(CB)からサイドネック(SNP)を通って袖先までが裄丈になります。

→主にラグランスリーブなど肩先(SP)がわからないアイテムは裄丈を測ります。


トップスの採寸方法

トップスの採寸方法の画像

※平らな場所で、シワを伸ばし平置きして下さい。

a)身丈:身頃のサイドネック(SNP)から裾までが身丈になります。

a')着丈:後中心(CB)から裾までが着丈になります。

b)身幅:右袖底から左袖底までが身幅になります。※平置きにして身頃にシワが寄ってない状態で測ります。

c)袖丈:肩先(SP)から袖口までが袖丈になります。長袖の場合も袖口先まで同じ計測方法になります。

d)裄丈:首開きの中心(CB)からサイドネック(SNP)を通って袖先までが裄丈になります。

→主にラグランスリーブなど肩先(SP)がわからないアイテムは裄丈を測ります。


ボトムスの採寸方法

ボトムスの採寸方法の画像

※平らな場所で、シワを伸ばし平置きして下さい。

e)ウエスト:ベルト部分の開き幅×2がウエストになります。

f)ヒップ:ファスナー開きの最下部を中心に左右脇までの幅×2がヒップになります。

g)股下:股底の縫い目より裾までが股下寸法になります。


お使いになる生地について

いろいろな素材でお作りになられるかと思いますが
物性を理解していないとせっかく作ったのに小さくあがってる
洗濯したらすごく縮んで着れない…という事も多々あります。

下記の点を十分に理解して頂いて製作に取り組んで下さい。

◇洗濯による縮み

  • 天然素材(綿、麻、毛ウールなど)は基本的に洗えば縮むと思って下さい。防縮加工されている素材も縮む場合があります。また縮率は物性、生地の組織によって異なります。
  • 洗濯環境によって縮率が違います。天日干し、タンブラー乾燥などでは大きく異なり、基本的にはタンブラー乾燥の方がよく縮みます。
解決方法(初級):
裁断する前に、生地を水の中に入れて糊を落として乾かして、生地の状態で縮ませます。
解決方法(上級):
60cm程に粗断ちした生地に油性ペンで50cm角の四角を書き、洗濯します。縮んだ率を割り出し、その分型紙大きくします。(※こちらはアパレルメーカーなどが行う修正方法になります。)

◇物性による縮み

  • 生地は機械でテンション(引っ張られながら)かけられながら巻かれていきます。なので、裁断をしたら型紙よりも小さくなったりする事があります。
  • アイロンや蒸気を当てると縮む素材があります。

裁ち縮みの解決方法:お時間がある場合は生地を広げた状態で1日程放置します(放反作業)。

アイロンによる縮みの解決方法:裁断する前に生地全体にアイロン、蒸気をあてます。

以上の事を考慮して製作されると失敗は少なくなるかと思います。
※もちろんまったく縮まない素材も沢山あります。


リブ生地について

PALLETではフライス、テレコなどをひとまとめにリブと呼びます。

◇綿フライス、綿テレコ

  • 綿100%で編まれたリブです。綿100%なので首周りのカーブなどに馴染みやすく、仕上がりはとても綺麗になります。

◇スパンフライス、スパンテレコ

  • スパン(ゴム)入りのリブは耐久性に優れ、ヘビーローテーションで着回しても伸びる事は少ないです。

PALLETの型紙は基本的に綿100%のリブを想定して製図します。

その寸法でスパン入りのリブをご使用になりますと、綿リブよりも伸縮性が強いので身頃にシワが出来たり、綺麗に仕上がらない場合があります。

衿周りの身頃にシワが寄る時の解決方法:
アイロンを掛けても馴染まない場合はリブパーツの型紙を5~10%程伸ばして下さい。
衿リブが起き上がってくる解決方法:
アイロンを掛けても馴染まない場合はリブパーツの型紙を5~10%程縮めて下さい。